天才的蒸留家のブニョン所長が伝統的な製造法に基づいて、19世紀のアブサンの味に限りなく近いアブサンを世に出しました。添加物や着色料を一切使用しない、“緑の妖精”の名にふさわしい天然の緑色のアブサンです。しかし色だけが特徴ではありません。“通”には堪らない、渋い苦味が味わえます。
使用しているハーブは、現在販売している商品と同じ10種類のハーブですが、製法が少し異なります。他の商品はハーブををスピリッツに漬け込み、蒸留した後にボトリングされていましたが、アンジェリークのみ上記の10種類のハーブの中から数種類のみを選び、蒸留後のスピリッツに数日間付け込みます。浸漬によって葉緑素が出て緑色になった液体を、ろ過の後にボトリングしたのがこのアンジェリークです。他のアイテムに比べて苦味が増し、奥の深い甘さも増しています。
まさに究極のアブサンです !
*テースティングノート
強い風味が誇りの「アンジェリーク」。 アニスを少なめに抑えることによって、メリッサ、ヤナギハッカやミント、何よりニガヨモギの香味を前面に押し出しています。口当たりは意外にソフトですが、濃密な薬草の風味が段々と広がっていきます。あとには絶妙にして、パワーフルで苦いアフターテーストが長く残ります。
アワード
2009年アブサンティアード(国際アブサン品評会)にてグリーンアブサン部門で優勝しています。